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研究開発・環境保全

研究開発

将来の原子力発電

将来における電気事業の選択肢のひとつとして、初期投資が少なく大型炉と同等の安全性と経済性の両立を可能とする中小型軽水炉の研究を進めています。

 

現在、新型炉として開発されている多くの原子力プラントは、100万キロワットを超える大型炉が中心です。

当社では、既存の原子炉技術と研究をもとに、自然循環型原子炉方式※1や静的安全系※2の導入等の革新的技術を取り入れるなど、大型炉と同等の安全性と経済性の両立を目指した概念設計の検討を進めています。

中小型軽水炉イメージ図

中小型軽水炉イメージ図

 
※1
自然循環型原子炉方式
原子炉内の水をポンプを使用せず、熱したときの比重差等の自然力で水を循環させる原子炉。原子炉内の水を循環させるポンプやその電源・配管等の機器を削除でき、設備の簡素化、コスト低減が図れる。
※2
静的安全系
ポンプ等の動的機器を使用せず、重力、蓄圧、水の蒸発等の単純な物理現象を用いた安全系。ポンプ等の動的機器を少なくすることで故障を低減できることから、安全性の向上が図れる。
 

電力会社の窓口として、高速増殖炉の研究開発を日本原子力研究開発機構と
協力し進めています。

高速増殖炉は、発電しながら消費した以上に新しい燃料を生み出すことができる原子炉で、ウラン資源の利用効率を飛躍的に高めることができます。

当社では、高速増殖炉と原子燃料サイクルの整合性のとれた、経済性の高いシステムを目指し、9電力会社と電源開発の窓口として、日本原子力研究開発機構と協力し、実用化に向けた幅広い技術開発を進めています。

高速増殖炉(FBR)のしくみ

研究開発中の高速増殖炉(FBR)の概略図

出典:「原子力・エネルギー」図面集2010