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廃止措置
東海発電所の廃止措置

東海発電所

日本で初めての商業用原子力発電所です。

東海発電所は、英国で開発・実用化されたコールダーホール型の天然ウラン・炭酸ガス冷却型原子炉に、日本独自の耐震設計を取り入れた改良型です。1966年7月に日本で初めての商業用原子力発電所として営業運転を開始しています。東海発電所の建設・運転により得られた技術と経験は、その後の日本の原子力発電技術の基礎を築きました。
しかし、同発電所は炭酸ガス冷却型炉であるため原子炉や熱交換器などが大きな割には出力が小さく、軽水炉に比べて発電単価が割高なこと、また国内唯一の炉型であるため、保守費や燃料サイクルコストが割高なことがあげられます。その結果、1998年3月31日をもって営業運転を停止しました。

今後はわが国の商業用原子力発電所では初めての「廃止」に向けて、安全かつ合理的な解体技術を開発・確立していくという新たなパイオニアの分野に取り組んでいます。

 
東海発電所

発電所概要

電気出力 16万6,000kW
原子炉型式 黒鉛減速・炭酸ガス冷却型(GCR)
燃料 天然ウラン(約187トン)
 
タービン発電機

タービン発電機

中央制御室

中央制御室

 

東海発電所のしくみ

ガス冷却炉では、燃料に天然ウランを使い、中性子の速度を減速する減速材に黒鉛を、また発生した熱を取り出すための冷却材に炭酸ガスを使っています。熱せられた炭酸ガスを熱交換器に送り、そこで水を蒸気にかえ、その蒸気でタービン発電機を回して電気を発生させます。
東海発電所は、コールダーホール改良型と呼ばれるガス冷却型発電所です。

東海発電所(ガス冷却炉)