環境中の空間線量率の変動ってなに?

環境中の空間線量率は、常に変動を繰り返しており、降雨・降雪時には大気中に含まれる天然放射性物質が雨や雪とともに地表に降下するため、一時的に増加します。また、積雪時には、雪によって大地からの放射線が遮られるため、減少することがあります。 また、空間線量率の特徴として空気中のラドン娘核種(天然放射性物質)濃度の影響で、周期的(日毎)に変動する場合があります。

2025年06月02日 00時20分
線量率
nGy/h(ナノグレイ毎時)
風向 風速
m/秒
降水量
mm 
モニタリングポスト(A) 44.1 西北西 1 0
モニタリングポスト(B) 45.5
モニタリングポスト(C) 46.3
モニタリングポスト(D) 48.6
モニタリングポストの指示値の上昇は、東海第二発電所からの放射性物質等の放出によるものではありません。
空間線量率のデータは、降雨等の影響によってその値が変動する場合があります。
モニタリングポストでは気象観測を行っていないため、気象データは東海第二発電所の観測値を用いています。
測定装置や伝送装置の点検作業時やデータ通信エラー発生時は、データが表示されず、「−」表示となる場合があります。
発電所周辺での空間線量率は、おおよそ30〜80nGy/h(年間の被ばく線量に換算するとおよそ0.2〜0.6ミリシーベルト/年に相当)です。そのほとんどが大地や大気からの自然放射線によるもので、降雨等の影響により変動します。
雨量観測値は、1時間積算値を用いています。

 

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