東海発電所の廃止措置

過去の工事の実施状況

使用済燃料冷却池洗浄・排水工事【完了】(2002年2月4日~2003年4月21日)

原子炉本体に接続されている系統の弁等を全て閉止し、原子炉領域(原子炉本体、生体遮へい体、生体遮へい体内ガスダクトを含む)を隔離しました。
放射能レベルが比較的高い原子炉領域は、放射能を減衰させるため約10年間安全貯蔵し、この期間は原子炉領域の設備・構造物は解体撤去しないこととしています。

 

使用済燃料冷却池の工事前の状況

使用済燃料冷却池の工事前の状況

原子炉で使用した燃料を英国へ輸送するまで冷却するためのプール。水中には、スキップと呼ばれる四角い燃料貯蔵ラックがあり、その上に見える装置でこのスキップを移送(2002年1月撮影)

スキップの洗浄

スキップの洗浄

スキップを移送・吊上げ、社員自ら高圧ジェット水により洗浄し、スキップに付着した放射性物質を除去した。
(2002年4月撮影)

 

スキップの切断

スキップの切断

放射線防護のための完全装備のもと、高性能フィルタを用いて、放射性粉じんの飛散防止を図りながら、安全に作業を実施した(2002年4月撮影)

スキップ : 燃料を一時的に保管する容器

工事完了後の状況

工事完了後の状況

スキップ等の水中機器の撤去が終わり、排水、洗浄後の状況(2003年4月撮影)

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