発電管理室(機械専攻)

炉心・燃料管理業務

日本のエネルギーセキュリティに深く関わる
原子燃料サイクルの構築を担う。

原子力発電に使用する燃料は、その取扱いに極めて厳格な管理が求められます。炉心・燃料管理の業務では、燃料の設計・製造管理から、発電所内への燃料搬入、原子炉への装荷、使い終わった後の取出、貯蔵及び搬出までの一連の管理を行います。さらに、すべての工程において核燃料を適切に取扱うため、厳重な管理が必要となります。
原子炉の運転自体は運転員が行いますが、私たちは、原子炉内で安全・安定に核反応を起こすために、運転中の制御棒の挿入深度や適正な配置について計画を作成します。

発電を終えて使い終わった燃料(使用済燃料)には、まだ燃料として利用できる資源が含まれているため、その資源を取り出し(再処理)、再び燃料として利用していく「原子燃料サイクル」の構築に向けた取り組みも行っています。この取り組みは、資源の極めて少ないわが国においてはエネルギーセキュリティの面からも非常に重要であり、日本の原子力業界全体として達成しなければならない大きな課題です。
しかし、「原子燃料サイクル」を構築するためには多くの課題があり、その解決のために社内外の幅広い分野の方々と技術的な議論を重ねています。これらの経験を通して、多角的な視野を養うことができ、自身の成長を実感できます。

PLUS ONE MESSAGE

プラスワンメッセージ

燃料関係の仕事をする上では海外の方と接する機会も多く、今後さらに英語力を磨いていきたいと考えています。当社には資格取得支援の一環として、TOEICの目標スコアに到達すれば奨励金が支給される制度があり、モチベーションを維持しながら学び、ステップアップすることができる環境が整っています。

A Day's SCHEDULE

ある1日のスケジュール

09:00

出社、メールチェック

09:30

グループミーティング

10:00

社外関係者とのweb会議

12:00

昼食

13:00

報告書の確認、検討

15:00

発電所とのweb会議

16:00

海外とのweb会議

17:30

退社