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東海発電所における配管等に係る総点検についての指示文書受領について

2012年4月20日

当社は、東海発電所において放射性廃液処理系上澄液タンク(A)の水位低下事象の調査中にダストサンプラー配管での開孔が確認されたこと、また、その事象が社内に共有されるのに時間を要したことを受け、平成24年4月19日に、原子力安全・保安院より、廃止措置期間中に機能を維持すべき構築物、系統及び機器、保守点検体制等に関し、総点検を実施するとともに、社内の情報伝達体制及び対応体制の見直しを行うよう指示文書※を受領しました。
当社といたしましては、この度の指示を真摯に受け止め、各指示項目に適切に取り組んでまいります。

※指示文書
日本原子力発電株式会社東海発電所における配管等に係る総点検について(指示)」
平成24・04・19原院第1号

原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、平成24年3月19日に、貴社から東海発電所使用済燃料冷却水処理系における廃液漏えいの報告を受け、同日付けで原因究明等を指示しているところですが、今般、当該原因究明の調査の過程において、ダストサンプラー配管に穴が開いていることが確認され、また、その事実が社内に共有されたのが確認の5日後であった旨の報告を受けました。
これを受け、当院としては、廃止措置期間中に機能を維持すべき構築物、系統及び機器(以下「機能を維持すべき機器等」という。)、保守点検体制等に関し、下記の事項について実施することを求めます。

  1. 機能を維持すべき機器等を抽出し、その抽出の考え方とともに、平成24年5月7日までに報告すること。
  2. 抽出した機能を維持すべき機器等の機能及び性能の状況について、総点検に関する実施体制を含む実施計画を策定した上で、速やかに総点検を実施し、平成24年5月31日までに、その結果について報告すること。 なお、機能を維持すべき機器等が埋設されていること等により、点検に時間を要する場合には、平成24年5月31日時点における点検状況、遅延の理由及び総点検終了時期の見通しを報告すること。
  3. 異常発見時における社内での情報伝達体制及び対応体制について見直しを行い、平成24年5月31日までに報告すること。
以上

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