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2007年度東海・東海第二発電所からのお知らせ

非常用ディーゼル発電機2Dの周波数計の不良について

当社、東海第二発電所(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット)は、定格熱出力一定運転中ですが、2月19日(火)10時18分、非常用ディーゼル発電機2D*1の定期試験*2を行っていたところ、中央制御室に設置された当該発電機の周波数計*3の不良により、周波数確認ができませんでした。

このため、保安規定に定める必要な措置を講じた上で、当該周波数計を正常な現場制御盤の周波数計に取替えました。その後当該発電機の機能確認を行った結果、問題の無いことを確認したため、2月20日(水)20時40分に通常状態に復旧しました。故障した計器については、工場にて詳細点検を実施し、原因究明・修理を行います。

この情報は、原子力施設情報公開ライブラリーNUCIA(ニューシア)に登録しましたのでご覧ください。

※1
非常用ディーゼル発電機
通常電源が喪失した場合においても、プラントを安全に停止することが出来るよう、必要な設備に電力を供給する役目を担う発電機の一つ。この他に2台の発電機がある。
※2
定期試験
定期試験は保安規定にて定められており、非常用ディーゼル発電機の動作確認を1ヶ月に1回の頻度にて行うこととしている。
※3
周波数計
電気振動などの現象が単位時間(ヘルツの場合は一秒)当たりに繰り返される回数を計測するもの。発電機の定期試験項目の一つに、発電機の周波数が49Hz以上51Hz 以下であることを確認することを定めており、周波数計は中央制御室及び現場制御盤に設置している。なお、現場制御盤の周波数計については、運転操作に使用することはない。

(2008年2月21日記載)
(2008年2月26日更新)

 

このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報)等を掲載しています。

保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。

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