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2007年度東海・東海第二発電所からのお知らせ

定期検査作業における1日の線量管理目安値の超過について

当社、東海第二発電所(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット)は、第23回定期検査中のところ、3月22日(土)、原子炉建屋6階にて原子炉圧力容器上蓋の手入れを行っていた作業員の線量が、1日の線量管理目安値*1である1.00ミリシーベルトを超えた1.10ミリシーベルトであることを確認しました。

1日の線量管理目安値を超えないようきめ細かな管理を行っているところですが、作業にあたっての放射線管理の基本事項の周知徹底(線量計*2の警報が発報した場合は、全員が一旦その作業エリアを退出し線量計の指示値の確認を行う等)が不十分であったため、これらの原則を再度周知すると共に、マニュアルの見直しなど、再発防止に努めてまいります。
なお、本事象は法令に定める線量限度以下であり、身体に影響を与えるものではありません。

この情報は、原子力施設情報公開ライブラリーNUCIA(ニューシア)に登録しましたのでご覧ください。

※1
1日の線量管理目安値
法令では放射線業務従事者の線量限度(100ミリシーベルト/5年、且つ50ミリシーベルト/年)が定められている。このため、所内基準にて1日の線量管理目安値を1ミリシーベルト/1日とし、きめ細かい放射線管理を行っている。なお、作業環境によっては目安値を超えて作業計画をたてるものもある。
※2
線量計
放射線下で作業する際に身につける放射線測定器。計画線量を予め設定することで、作業中に設定値を超えた場合にアラーム(警報)が発報する。

(2008年3月26日記載)
(2008年4月 4日更新)

 

このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報)等を掲載しています。

保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。

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