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2008年度東海・東海第二発電所からのお知らせ

東海第二発電所
サービス建屋電気修理室(放射線管理区域外)電力継電器試験台内の変圧器からの発煙について

当社、東海第二発電所は、第23回定期検査中のところ、 4月8日(火) 9時42分頃、サービス建屋*1 三階にある電気修理室*2(放射線管理区域外)において、作業員が計器の作動試験準備のため、可搬型試験台*3の電源プラグを電力継電器試験台*4のコンセントに挿入したところ、電力継電器試験台内部から発煙しました。このため同日、9時49分に東海村消防署へ通報しました。

当該箇所を確認した結果、電力継電器試験台内にある変圧器の1台が変色していることを確認しました。この状況は東海村消防署により確認され、11時28分に「発煙事象(火災ではない)」と判断されました。

原因としては、可搬型試験台の電源ケーブルが短絡し、変圧器が過電流によって過熱し、変色したものと推定しております。今後は別の試験台等を使用することを検討します。

※1
サービス建屋
原子炉建屋やタービン建屋とは別建屋。更衣室や修理室などがある建屋で一部に放射線管理区域もある。
※2
電器修理室
計測器等の試験や点検・修理を行う部屋。
※3
可搬型試験台
継電器等の試験を行うための計測器類を乗せるワゴンタイプのコンセントを付属した台。
※4
電力継電器試験台
電力制御盤や電動機の保護に使用される継電器(リレー)の校正や試験を行う試験台。

(2008年4月9日記載)

 

このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報)等を掲載しています。

保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。

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