2011年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海発電所 燃料取扱建屋内作業用電源からの発煙について
当社、東海発電所(炭酸ガス冷却型)は、廃止措置工事中のところ、5月18日9時15分頃、燃料取扱建屋*1階南側の作業電源用変圧器付近より火花と煙が発生したことを現場作業員が確認しました。このため、電源盤にて当該変圧器用の電源を「切」としました。なお、電源を切るまでに発煙は止まっていました。
その後、9時48分に東海村消防署に連絡・現場確認の結果、11時00分に「本事象は火災ではない。」と判断されました。
今後、発煙の原因について、詳細調査を実施します。
なお、本事象による環境への影響はありません。また、東海第二発電所への影響もありません。
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- 燃料取扱建屋: 発電所運転中において、原子炉への燃料取替えを行っていたエリア。
現在、東海発電所は廃止措置中であり、全ての燃料はり出されている。
添付資料:東海発電所 所内電源系統概略図
(2011年5月18日掲載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
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- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。