2011年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海第二発電所 タービン建屋作業用分電盤での焦げ跡発見について
東海第二発電所は第25回定期検査中のところ、2011年7月2日17時09分非安全系の低圧電源盤故障を示す警報が発報したためタービン建屋1階に設置の非安全系低圧電源盤の点検を行ったところ、当該電源盤の下流にある作業用分電盤に供給する「過電流しゃ断器」が作動していることを確認した。
このため、タービン建屋内の当該電源盤の負荷である機器について点検を行っていたところ、19時17分頃、タービン建屋1階作業用分電盤内の「漏電しゃ断器」下流側に焦げ跡を確認したことから、19時29分に東海村消防署に通報しました。
消防署による現場確認の結果、20時05分に「本事象は過負荷であり火災ではない」と判断されました。
今後、漏電しゃ断器下流側付近に焦げ跡が発生した原因を詳細に調査してまいります。
なお、本事象による環境への影響はありません。
(2011年7月4日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
- ※
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。