2012年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海発電所 原子炉建屋7階 チャージフェースクレーン点検時の火花の確認について
東海発電所は廃止措置中のところ、9月28日11時05分、原子炉建屋7階 チャージフェース※1に設置してある天井クレーン(以下、当該クレーン)の点検を行っていたところ、チャージフェース上にいた点検作業員が、当該クレーン上にある電源盤脇の抵抗器※2付近(以下、当該抵抗器)から火花が一瞬見えたことから、現場を確認した結果、煙及びこげ跡はありませんでした。
このため、当該クレーンの点検に伴う運転を停止し関係箇所へ連絡しました。 これを受け、11時16分、公設消防に通報しました。
その後、公設消防による現場確認の結果、12時18分に当該事象は、「火災ではない」と判断されました。
今後、火花発生の原因について調査を実施します。
なお、本事象による環境への影響はありません。
- ※1
- 炉内の燃料取替や定期検査時の炉内点検作業等を行うフロア。現在は、廃止措置工事に伴う作業 エリアとして活用している。
- ※2
- クレーン巻上げ装置の速度調整を行うための電気部品。
(2012年9月28日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
- ※
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。