2014年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海第二発電所 非常用ディーゼル発電機2C室内自動電圧調整器盤からの煙の確認について
東海第二発電所は第25回定期検査中のところ、6月11日14時41分、非常用ディーゼル発電機2C室内(非管理区域)において、同機の自動電圧調整器※の試験を行っていた際、作業員が、同機の自動電圧調整器制御盤付近で煙と臭いを確認しました。
このため、14時48分に当社社員が公設消防に通報し、公設消防による 現場確認の結果、15時21分に本事象は「火災ではない」と判断されました。
その後、自動電圧調整器制御盤内を点検した結果、自動電圧調整器の試験の際に、制御盤内の抵抗器が発熱し、その発熱によって、付着していた埃等が発煙したものと推定しました。
当該抵抗器については、点検を実施し異常のないことを確認しております。
なお、本事象による環境への影響はありません。
- ※:
- 発電機を安定に運転させるために出力電圧を一定に保つための制御装置。
(2014年6月11日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
- ※
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。