2017年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海第二発電所 緊急時対策支援システム(ERSS)へのデータ伝送の復旧について
東海第二発電所は、第25回定期検査中のところ、1月18日0時42分頃、原子力規制庁の緊急時対策支援システム※1(ERSS)への主排気筒の放射線モニタなどのデータ伝送が停止しました。
なお、中央制御室でプラント状態の監視を通常どおり行っており、発電所の安全性に問題はありません。
このため、原子力規制庁へその旨連絡するとともに、代替手段として、伝送できないデータを電子メール等で定期的に原子力規制庁へ送付しています。 (1月18日お知らせ済み)
その後、データ伝送回線にある防護装置※2を交換し、1月18日21時43分、データ伝送を再開しました。
引き続き、詳細な原因調査を行います。
なお、本件は、原子力施設のトラブルに関するものではありません。
(2018年01月19日記載)
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※1原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け、原子力施設の状況を把握するための原子力規制庁のシステム
※2プロセス計算機と緊急時伝送システム(SPDS)の伝送回線にあり、セキュリティのためデータが一方向にのみ流れるようにする機器