2008年度敦賀発電所からのお知らせ
敦賀原子力館へのクリアランス金属製ベンチ等の設置について
当社の東海発電所においては、現在廃止措置工事を実施中ですが、工事で発生した廃材のうち、放射性物質として扱う必要のない物については、国の確認を受け一般のリサイクル品として再利用できるクリアランス制度を導入しております。
2007年6月より東海村村内の鋳造加工メーカーにおいて、J-PARC(大強度陽子加速器施設)向けの遮へい体や原子力関係機関向けのベンチ等に加工を行い、既に製品として納入させていただいております。
この度、クリアランス金属再利用の理解促進を図り、クリアランス制度の定着に資することを目的に、敦賀発電所敷地内の原子力館内にクリアランス金属製ベンチ等を設置する予定です。
【設置概要】
(1)設置する再利用品
- ベンチ 5脚(背ありタイプ4脚、背なしタイプ1脚)
- 応接テーブル 1台
(2)設置場所
敦賀原子力館
(3)設置時期
2008年7月上旬予定(7月上旬に茨城県東海村より敦賀原子力館に発送しその後設置します。)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
なお、定期検査中に発生した事象につきましては、「定期検査状況」に掲載しています。
- ※
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。