2012年度敦賀発電所からのお知らせ
敦賀発電所1号機補機冷却海水ポンプ(A)出口弁からの僅かなにじみについて
概要
敦賀発電所1号機は、第33回定期検査中の7月11日13時30分頃、当社社員が補機冷却海水ポンプA号機出口弁の弁箱より僅かな海水のにじみがあることを確認しました。
このため、補機冷却海水ポンプ(A)を停止し、当該弁を閉とし、にじみ箇所について現在、止水措置を実施しております。
今後、にじみ箇所周辺の肉厚測定を行った後、外面への補修剤の塗布等により補修を行い、その後、当該弁を取替え原因調査を行ってまいります。
敦賀発電所1号機(沸騰水型軽水炉:定格電気出力 35万7千kW)は、第33回定期検査中の平成24年7月11日13時30分頃、海水ポンプエリアにて当社社員が、運転中の補機冷却海水ポンプ※(A)出口弁(以下、「当該弁」という。)の弁箱より、僅かな海水のにじみがあることを確認しました。
このため、補機冷却海水ポンプ(A)を停止(同ポンプCに切替え)し、当該弁を閉として、現在、にじみ箇所について止水措置を実施しております。
なお、当該弁からの僅かなにじみは補機冷却海水系統の機能には影響はありません。
今後、にじみ箇所周辺の肉厚測定を行った後、外面への補修剤の塗布等により補修を行い、その後、当該弁を取替え原因調査を行ってまいります。
本事象による周辺環境への放射能の影響はありません。
- ※
- : 補機冷却海水ポンプは屋外に3台(A,B,C)設置されており、1台が運転していた。
(2012年7月11日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
なお、定期検査中に発生した事象につきましては、「定期検査状況」に掲載しています。
- ※
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。