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2009年度東海・東海第二発電所からのお知らせ

東海第二発電所
所内電源系統復旧操作中における電源盤からの発煙について

当社、東海第二発電所(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット)は、第24回定期検査中の10月23日6時22分頃、所内電源系統の点検作業後の復旧操作において、「所内6.9kV電源切替盤*」を受電したところ、当該電源切替盤内で一時的に火花と煙が発生したことを確認しましたが、継続的な発煙は見られなかったことから、アーク事象が発生したものと判断しました。

その後、消防署に確認をいただく事象と判断し、7時07分に東海村消防署に連絡しました。
東海村消防署による現場確認の結果、8時50分に「本事象は、過電流による破裂事故であり、火災ではない」と判断されました。

今後、発煙の原因については詳細調査を継続し、原因を特定してまいります。

なお、東海第二発電所は定期検査中のため、原子炉は停止中であり、安全に係わる施設への影響はありません。また、本事象による外部への影響もありません。

所内6.9kV電源切替盤
事務所本館、原子力館、協力会社事務所等の配電設備

添付資料:東海第二発電所 所内電源系統概略図

(2009年10月23日記載)

 

このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報)等を掲載しています。

保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。

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