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2007年度敦賀発電所からのお知らせ

敦賀発電所1号機
床ドレン収集タンク出口配管の減肉について

敦賀発電所1号機(沸騰水型軽水炉:定格電気出力35万7千キロワット)の新廃棄物処理建 屋において2006年9月に床ドレン受タンク下流側にある配管で腐食減肉による漏えい1が認められたことを踏まえ、2008年1月以降、計画的に同タン ク上流側にある床ドレン収集タンクまでの範囲の配管曲がり部について肉厚測定を行っていたところ、2008年2月5日、必要最小肉厚(3.4mm)を満足 しない部位が2箇所(3.0mm、3.2mm)あることを確認しました。2
今後、当該部を新品に取替えます。また、引き続き、同範囲にある配管曲がり部の健全性確認を行うとともに、予備の移送配管等についても健全性確認を行います。
なお、本事象による周辺環境への影響はありません。

※1
2006年9月5日、新廃棄物処理建屋の床ドレン受タンク出口配管の下部床面に約2cm四方の水溜りとその周辺に約20cm四方の水漏れ跡、また、同タン クの循環配管の下部床面に約3cm四方の水漏れ跡が確認 され、溜り水には、極微量(0.256Bq)の放射能が検出されました。
漏えいの原因は、配管曲がり部の溶接線近傍で廃液中に含まれる塩化物イオンによる腐食減肉が進展し、貫通して漏えいに至ったと推定しました。
対策として、漏えいが発生した配管を新品に取替えました。
(2006年9月15日にホームページでお知らせし、その後、原因調査及び対策を実施しました。)
※2
敦賀発電所1号機は第31回定期検査を終了し、2007年10月31日より営業運転を継続中です。

添付資料:液体廃棄物処理系概略系統図

 

 

このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報)等を掲載しています。
なお、定期検査中に発生した事象につきましては、「定期検査状況」に掲載しています。

保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。

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