2016年度敦賀発電所からのお知らせ一覧
敦賀発電所2号機 原子炉補助建屋地下2階 A冷却材貯蔵タンク室での被水について
第18回定期検査中の敦賀発電所2号機において、平成28年11月30日10時49分頃、原子炉補助建屋地下2階(管理区域)A冷却材貯蔵タンク室内の弁点検工事に伴い、点検対象弁の取り付けボルトを緩め、溜まり水を受け皿に回収しようとしたところ、水が飛散し周囲にいた作業員10名が被水しました。
被水した作業員10名に外部被ばくはなく、身体汚染や身体内部への放射性物質の取り込みはありませんでした。
現在漏えいは、停止しています。
なお、飛散した水は、配管径等より約160リットルと推定しています。また、放射能量は、2.72×105Bqと推定しています。
今後、漏えいに至った原因等を調査していきます。
なお、本事象による周辺環境への影響はありません。
(2016年11月30日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
なお、定期検査中に発生した事象につきましては、「定期検査状況」に掲載しています。
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- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。