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環境保全への取り組みPreserving the Environment

地域の環境保全に配慮した発電所運営に取り組んでいます。

社員一人ひとりが環境に対する意識を持ち、
低炭素社会の実現や地域の環境保全を目指した発電所運営に取り組んでいます。

 

発電所の環境マネジメント

環境共生理念

原子力発電の発展に貢献し、人と地球にやさしい企業活動を展開し、
地域とともに歩み、社会の人々から共感をもって信頼される企業となることを目指します。

発電所における環境に関する基本方針

  1. 原子力発電所の安全運転による地球温暖化防止への貢献
  2. 環境活動の目的・目標の設定と環境マネジメントシステムの継続的改善
  3. 環境に関する法令・協定の順守と環境汚染の予防
  4. 放射性気体廃棄物、放射性液体廃棄物の放出量抑制
  5. 放射性固体廃棄物の発生量の抑制と減容化の推進
  6. 省エネルギーと資源の有効利用、廃棄物の発生抑制・再使用・リサイクルの推進
  7. 環境方針の周知徹底と発電所で働く全ての人々の環境意識の向上
  8. 自然景観との調和と自然保護
  9. 社会の一員としての地域環境活動への積極的参加
 

国内初の国際環境規格(ISO14001)を取得

1998年2月に東海第二発電所および敦賀発電所は、原子力発電所として国内初の国際環境規格(ISO14001)に基づく環境管理システムの認証を取得し、発電所の環境管理活動を継続的に実施しています。

 

環境アセスメントによる発電所作り

敦賀発電所3,4号機の建設では、工事の進捗にあわせた様々な環境保全対策を講じています。
工事にあたっては、周辺環境への影響を少なくするため、事前に実施した環境影響評価に基づき、工事の進捗にあわせた環境保全対策を講じています。
たとえば、敷地造成工事における植物の保全として、敷地造成に伴い山地の改変を行うことから、事前に改変区域に生育するワカサハマギク、ノハナショウブなど7種類の重要な植物の移植を行いました。
また、移植後の生育状況についてモニタリングを行い、生育が良好であることを確認しています。

敦賀発電所3,4号機切取法面の緑化(2008年7月 植栽時)

敦賀発電所3,4号機切取法面の緑化
〔2008年7月 植栽時〕

敦賀発電所3,4号機切取法面の緑化(2010年7月 現在)

〔2010年7月 現在〕

 

発電所周辺の環境監視

周辺環境への放射線の影響調査

発電所周辺では、当社および地元自治体が放射線を監視するモニタリング装置を設置し、環境への影響を常時測定、監視しています。また、周辺環境の放射線測定情報は、当社ホームページにてリアルタイムで公開しています。

モニタリングポスト

モニタリングポスト

 

温排水の環境調査

発電所では、タービンを回した後の蒸気を間接的に冷却するために、海水を利用しています。蒸気を冷やした海水は、温排水として海へ放出しています。この温排水の影響については、水温や生物などの調査を建設時から実施しており、環境への影響はほとんど認められていません。

温排水調査

温排水調査

 

循環型社会への取り組み

資源の有効利用

循環型社会の形成に向けて産業廃棄物および一般廃棄物の3R「発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再利用(Recycle)」に取り組んでいます。一例として、廃油の発生抑制、電動機潤滑油の再使用、構内食堂からの生ゴミをコンポスト化し堆肥として再利用、また、発電所に入ってくるクラゲを減容処理した固形物をセメント原料に再利用しています。

生ゴミのコンポスト化

生ゴミのコンポスト化

 

自然景観との調和、緑化

松喰い虫による松枯れ対策として樹木への薬液注入、枯木の伐採処理を実施するとともに、伐採跡が広範囲となった際は補植を行い、自然環境の保全に努めています。

 

放射性廃棄物の処理

発電所の運転によって発生する放射性廃棄物(気体・液体・固体)は、放射能の除去、低減または保管により、環境への 影響を極力少なくするよう努めています。

放射性廃棄物の処理

放射性廃棄物の処理

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