安全第一を最優先にSafety First Policy
地域の皆さまが「安心できる発電所」づくりに取り組んでいます。
原子力発電所の機器については、日々の運転中の監視や定期点検等により、劣化傾向などを予測して計画的に取り替え等を行っています。
24時間体制の運転・監視
中央制御室
原子力発電所のコントロールを行う中央制御室では、訓練を積んだ運転員が、原子炉、タービン・発電機などの運転と機器の監視を24時間体制で行っています。

中央制御室の運転・監視
日常の点検パトロール
発電所では安全運転を継続するために、日常の入念な点検やパトロールにより機器の健全性の確認を行っています。

タービン発電機の目視点検

保全活動
定期検査、定期事業者検査、保安検査
原子力発電所では、法令に基づき発電所を定期的に停止して設備や機器の点検を行う定期検査を実施しています。
その際、事業者が自ら行う定期事業者検査および国が行う定期検査により、設備や機器が法令に基づく技術基準に適合
していることを確認しています。
また、国に認可を受けた保安規定の遵守状況については、四半期ごとに実施される国の保安検査において確認してい
ます。

定期検査でのタービンローターの点検工事
品質保証活動
「原子力発電所における安全のための品質保証規程(JEAC4111)」に従って保安活動に係る品質マネジメントシステム
(QMS※)を確立し、品質保証活動を実施しています。
さらに、それらの活動を評価することにより、継続的な改善に努めています。

国により定期的に行われる保安検査
- ※
- QMS(Quality Management System)
原子力発電所の安全の達成、維持、向上のために、トップマネジメントの下、原子力発電所の運転、保守管理等の保安活動を実施し、評価、改善するシステム
労働安全衛生マネジメントシステム
当社では、誰もが安全で健康に働くことができる快適な職場
環境を作るため「ゼロ災活動」や各種安全衛生教育などを実
施して、安全衛生水準の向上に取り組んでいます。
これらの活動を、確実かつ効果的に進めるために「労働安全
衛生マネジメントシステム」を導入し、計画(PLAN)、実施(DO)、
評価(CHECK)、改善(ACTION)のサイクルにより活動を展開
し、継続的な改善を図っています。

発電所安全行動隊による安全パトロール
