パイオニアとしての取り組み

Approach

原子燃料サイクル

プルサーマル計画

 
プルトニウムを混ぜた燃料と今のウラン燃料と、どう違うの? 燃料の設計や原子炉に入れる量を調整することにより、ウラン燃料と同様の安全性が確保できています。

原子炉の中でも発電中にプルトニウムができ、これがウランと同じように核分裂をしています。原子力発電所で作られた電気の約30%は、このプルトニウムの核分裂によるものです。
プルトニウムを最初から混ぜたMOX燃料を使う場合は、制御棒の効きめがわずかに低下する等の影響が出ますが、どのくらい影響があるかわかっているので、MOX燃料の設計や原子炉に入れるMOX燃料の量を調整することで、ウラン燃料と同様に安全性を確保することができます。

制御棒とは核分裂を連鎖的に起こすために必要な中性子を吸収し、原子炉の出力を調整する役目を果たしています。
炉心におけるプルトニウムの発電への寄与割合

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