緊急時の対応
支援センターの出動フロー
- 発災事業者からの原子力災害対策特別措置法第10条事象※の発生通報
- 発災事業者からの出動要請を支援センターが受信
- 支援センター要員へ出動指示
- 支援センター要員の参集、車両への資機材積み込み、必要に応じ空路等の確認(ヘリコプター要請・飛行可否確認等)
- 発災事業者が指定する後方支援拠点等へ向けて出動
- 後方支援拠点等にて発災事業者に資機材提供、ロボット等操作指導・助言等の支援活動を実施
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- 原子力災害対策特別措置法10条事象 : 原子力防災管理者は、原子力事業所の区域の境界付近において政令で定める基準以上の放射線量が政令で定めるところにより検出されたことその他の政令で定める事象の発生について通報を受け、又は自ら発見したときに関係各所へ通報しなければならない事象
資機材輸送手段イメージ
基本的な輸送手段・・・着実な輸送が期待できる陸路を基本に輸送実施、発災事業所周辺の陸路寸断を考慮し、支援施設等事業所周辺からの空路併用も想定しております。
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- UPZ : 緊急時防護措置準備区域(Urgent Protective action planning Zone )国際原子力機関(IAEA)が概念を示し、原子力施設からおおむね半径30kmの範囲で防災対策を重点的に行う区域のこと。