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放射線とその影響

放射線の人体への影響

放射線を一度に受けたときの症状

放射線は一度に大量に浴びると人体に影響が出ることが分かっていますが、その影響については、長年にわたる疫学調査や研究などを系統的に整理したデータによって分類され、影響の度合についても詳細に分かっています。また、全身被ばく100ミリシーベルト以下では人体への影響は確認されていません。
私たち人間が、自然放射線の中で健康に生活しているということは、「放射線はその量がポイントであり、少量であれば健康に影響がない」ということを示しているといえます。
放射線の身体への影響は、受けた量(どれだけ)、受けた身体の部位(どこに)、受けた時期(いつ)が重要です。

放射線を一度に受けたときの症状

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

 
 

被ばくと汚染

被ばくとは放射線を受けることです。被ばくには、レントゲンなど、身体の外にある放射性物質から出る放射線を受ける「外部被ばく」と、放射性物質で汚染されたものを飲み込んだり、汚染された空気を吸ったりすることにより、体内に放射性物質が入り、それにより放射線を受ける「内部被ばく」があります。 汚染は放射性物質が皮膚や衣服に付着した状態のことを言います。汚染した場合は、放射性物質を拭いたり、洗い流したりすることで除染します。

被ばくと汚染

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

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