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放射性廃棄物


低レベル放射性廃棄物の管理

低レベル放射性廃棄物の埋設設備の構造と覆土

原子力発電所で発生する液体(濃縮液体)を蒸発固化したものや固体状の放射性廃棄物を、セメントなどで固めてからドラム缶に密封し、発電所敷地内の貯蔵庫に安全に保管します。
その後、青森県六ケ所村の「低レベル放射性廃棄物埋設センター」(日本原燃株式会社)で地下に埋設処分します。

鉄筋コンクリート製のピット(部屋)にドラム缶を収納し、セメント系の充填材を入れて一体的に固めます。その上を、水を通りにくいベントナイト(粘土の一種)を混ぜた土で固め、その上に土をかぶせて(覆土)埋設します。


1号埋設設備埋設地断面図

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

 

低レベル放射性廃棄物の段階管理

低レベル放射性廃棄物は、放射能が時間とともに減衰していく性質を考慮して、人工バリアや天然バリアを組み合わせた埋設が行われます。それとともに、十分な安全監視や段階的な管理が行われます。


低レベル放射性廃棄物の段階管理

出典:「原子力・エネルギー図面集」2018

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