発電所情報データ集
東海第二発電所の燃料健全性監視データ測定箇所

よう素131とは
燃料(ペレット)を覆っている被覆管に穴が開いた場合、その穴から水溶性のよう素131が原子炉水中に流れることになります。
原子炉水中のよう素131濃度が上昇すると燃料に不具合がある可能性があるため、よう素131濃度を測定して燃料の健全性を確認しています。
復水器から排出される気体とは
燃料(ペレット)を覆っている被覆管に穴が開いた場合、その穴から放射能を含んだガスが原子炉内に漏れ出し、原子炉内で発生した蒸気に混入します。
原子炉内で発生した蒸気は、タービンを回した後、復水器内で冷やされて水に戻りますが、放射能を含んだガスは復水器から排出されるため、このガスの放射線量を測定して燃料の健全性を確認しています。