安全性向上対策工事に伴う
森林伐採に係る飛砂・飛来塩分調査について
調査目的
安全性向上対策工事において必要となる、発電所敷地内の森林を伐採することにより、海岸からの砂や海の塩分の飛来が考えられるため、念のためその影響について調査しています。
![]() 調査地点 | |
![]() 調査機材 (左:ドライガーゼ法、右:ダストジャー法) |
調査期間
2019年9月~2025年1月調査場所
伐採位置から内陸側と海岸側の調査地点(図①~⑦)
調査方法
・飛砂調査…ダストジャー法(上空から落下する砂や粉じん等を捕集する方法) ・飛来塩分調査…ドライガーゼ法(飛来してきた塩分を板に設置したガーゼで捕集する方法)調査状況(2025年1月まで)
本調査結果は調査開始から5年5か月間の結果です。今後もこの調査結果をベースに中期的な変動推移を確認するため、安全性向上対策工事完了後も一定期間は調査を継続する予定です。
・飛砂量は、風況等の調査環境などによる変動があり、内陸地点(①~⑤)では0.0043~0.18g/m2/日で推移してい
ます。当社といたしましては、現状特に際立った状況ではないと認識しています。今後も調査を継続し中期的な数
値を蓄積したうえで分析評価を行います。
・飛来塩分は、内陸地点(①~⑤)の値は最大でも0.081g/m2/日であり、非塩害対策地域の観測値0.1g/m2/日より
低い数値となっています。
![]() 飛砂量経月図 | ![]() 飛来塩分経月図 |