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東海第二発電所の安全性向上対策の概要

地震対策

●東北地方太平洋沖地震の知見などを踏まえて基準地震動を見直すとともに、耐震補強対策を実施します。

○東北地方太平洋沖地震の知見などを踏まえ、建物や設備などの設計の基本となる揺れの大きさ(基準地震動)をより厳しく見直し、最大加速度を1,009ガルに設定しました。
○見直した基準地震動に基づき、排気筒の耐震補強対策などを実施します。

※ガル:地震によって地盤や建物に加えられる揺れの強さ(加速度)を示すもの(単位:1ガル=0.01m/s2
 
 

津波対策

●津波が敷地に流入しないように防潮堤を設置します。

想定される最大の津波が襲来しても津波が敷地に流入しないように、発電所の周囲を取り囲むように防潮堤を設置します。

高さ海側が標高20m、側面が標高18m

東北地方太平洋沖地震の知見などを踏まえた津波評価の結果、防潮堤に到達したときの津波の最高水位を標高17.1mと設定し、それよりも余裕を持たせた高さとします。

構造厚さ3.5mの鋼管杭鉄筋コンクリート

基礎となる鋼管杭を岩盤まで打ち込み、地震や津波に対して防潮堤が耐えられる構造とします。

防潮堤に達した際の津波と防潮堤のイメージ
 
○防潮堤の概要(イメージ)
 

●防潮堤を越える津波に備え、設備が浸水しないようにします。

・万が一、防潮堤を越える津波が襲来した場合でも、原子炉建屋や常設の緊急用海水ポンプなど安全上重要な施設に海水が流入しないように水密化します。
・高圧電源装置、ポンプ車、貯水設備などは津波の影響を受けない高台や地下に設置します。


安全上重要な設備への浸水を防止(水密扉)
 

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