敦賀発電所2号機 追加調査計画の概要
- 追加調査計画は全体として再申請に必要な全ての調査を行っていくことになりますが、そのうち、まずは再申請に当たって重要となるK断層に関する調査及びその他の破砕帯等に関する調査、評価等を2年程度かけて実施します。
- この調査により取得したデータの分析・評価結果を踏まえ、再申請に向けて、更に必要な調査や従前の評価を補強するためのデータ取得等を進めます。
D-1トレンチでの追加調査
- K断層の活動性については、K断層の年代が12~13万年前より古い地層に覆われており、12~13万年前より古い断層であることを、これまでも立証に努めてきましたが、地層の拡がりや堆積年代に係るデータを拡張し、確実に証明します。
- また、D-1トレンチ(ふげん道路ピット)から原子炉建屋の方に向かってK断層の連続性の有無を確認します。
D-1トレンチより南方での追加調査
- K断層の連続性については、これまでボーリング調査による破砕部データ(点のデータ)に基づいて評価してきましたが、今回は岩盤までの掘削や調査坑により面で観察し、K断層が重要施設の直下まで連続していないことを確実に証明します。
- また、原子炉建屋周辺の地質、破砕帯の性状、原子炉建屋直下の破砕帯の活動性、その他の破砕帯の分布、活動性等について、ボーリング調査、調査坑による調査を行います。
>